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メコン川クルージングと現地の暮らし

はじめに

先週ベトナムの現地の社員の方とメコン川クルージングに行ってきました。ホーチミンからバスで二時間程揺られて着いたのはメコン川の支流地域にあたるミトーという地域。バスのシートは日本に比べてやや深く倒れるので、快適に移動することが出来ました。

クルージングはツアーとなっており、メコン川にある二つの中州の島での観光がメインとなっています。

メコン川クルージング

まず、エンジン付きボートで15分ほどの所にある、一つ目のThoi Son島に向かいました。メコン川は幅が多く、とても濁っていましたが、ボートで渡ると風が気持ちよく、船の上でココナッツジュースが売られていました。メコン川はこの地域に暮らす人々にとっても大変重要な川である為に、交通量も多く、大小様々な船を見ることが出来ます。

この島では、はちみつ農園があり、到着するとすぐに蜜蜂が飛んできました。こっちから何もしなければ大丈夫という現地の人の言葉に安心しましたが、飲んでいるはちみつに蜂が止まった時はとても驚いてしまいました。

次に馬車に乗り手漕ぎボートに乗りに行きました。このThoi Son島は島の中に川が存在しています。船に乗り込むとき、バランスを取るのが難しかったですが、船がすすむと安定しており、左右に迫るニッパヤシの中をゆっくりと進み南国の豊かな自然を実感することが出来ました。

最後にもう一つの島Phung Done島に向かいました。ここの島は「Coconut Dao Relics」

という大型アクティブ施設があります。この施設では、ワニ釣り・魚掴み・自転車橋渡り・ウォーターボールなど沢山の遊びを行えます。

 ここでは日本のお餅に当たるものを食べましたが、とても甘く口の中でとろける感触でした。非常においしかったです。 

現地の方との交流

 今回はこの体験に加えて、社員のニューさんの実家にお邪魔させて頂きました。ツアーを終えた後、車で20分のところにある実家はとても広く、話を聞くと持ち家が6個もあるそうで、驚きました。家に着くとまず、ニューさんのお父さんがビールを抱えて出迎えてくれました。ベトナムでは歓迎の印でビールを沢山飲みます。お父さんの「健康の為にビールを飲む」という一言は忘れられません。他にもバインセオやお茶など沢山出してくれました。

 次にニューさんの親戚などの家に挨拶に行きました。どこの家庭でも他所から来た私たちを温かく歓迎してくれました。家族間にとどまらず、親戚同士でも相当仲が良く家に中に笑顔や笑い声が途絶えていませんでした。ニューさんに聞くとベトナムの方々は家族をとても大事にするそうです。

 カラオケが流行っているのか、ベトナムの少し田舎の方に行くと、色んな所から歌声が聞こえてきます。この日も家の横でカラオケ大会が開催されていました。

ベトナム人の方の生活に少しお邪魔すると、そこには家族愛がとても多く感じられました。家族を大切にするベトナムの文化はとても温く感じました。

おわりに

普段日本での生活とは全く違うベトナムでの生活はもちろん苦労し、新しいことの連続で日々驚かされますが、その中で日本に居ては体験できない貴重な体験を通して、異文化を受け入れ楽しむという大事なことを学べ、視野が広がりました。

※左から・エンジン付きボート・手漕ぎボート・お餅・ニューさんのお父さん