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ホーチミンで忍者カフェを開業しました【研修編】

 

研修とオープン予定日

 
二日目の研修も試作とチラシ試供品配りをした。メニューの作り方は覚えてくれた。
 
 
しかし、ベトナム人の作る料理は塩と砂糖を大量に入れるという点が問題だった。その点に関してマニュアルで最大限に抑止しなければならないと思っていたが、現地人をターゲットにする以上、彼らにとっての美味しいという感覚に合わせる必要もある。

また、アルバイトの考え方についても日本気分でやっていては成り立たないということも分かった。月曜オープンで計画をたてていたが、土曜日の夜になって急にバイトの三人が辞めてしまうという状況が発生した。二人は場所が遠いからという理由で、もう一人は、勉強に集中してほしいと親に言われたからという理由だった。

 
 
親に勉強に集中してほしいと言われバイトを諦めるという、これもまた日本にはない考え方だと感じた。家族を大切にする習慣は日本人(私)よりもはるか上のレベルにあると思った。ベトナムは、何度も一般市民が戦争に巻き込まれ様々な国によって支配されてきた過去があるという。海外でビジネスをするということは、その国の歴史的背景なども重視して投資するという基本を身を以て体験することができた。
 
 
話は逸れたが結果から言うと、月曜にオープンできない。2日間も研修をして、準備しチラシまで配ったにもかかわらずオープンできないという事態になっとことは非常に残念だ。様々なリスクと隣り合わせのカフェ経営。大家のおばちゃんおじさん。アルバイトの人たち。材料の値段。食材の確保。
 
 
新たな現地人の仲間が増え次第秒速でオープンできるように準備をしっかりとしておきたい。